2022 US OPEN Tennis Championships へ!4回戦 イブニングセッションを楽しもう

ロジャー・フェデラーがついに引退を発表しましたね。
テニスオタクの亭主も心から惜しんでおります。
それも、今回のNY旅行はUSオープンが主軸。
フェデラー様が引退する前にグランドスラムを観たい!
というフェデラー推し亭主のために計画を立てたのです。
フェデラー故障で出場できなかったけど。

USオープンとは?

テニスの四大スゴイ大会(グランドスラム)の中の一つです。
それぞれの開催地と開催時期は以下の通り。
約2週間にわたり、世界一を目指す戦いが繰り広げられます。

大会名開催地開催時期
全豪オープン
オーストラリアンオープン
🇦🇺メルボルン1月
全仏オープン
ローランギャロス
🇫🇷パリ5月〜6月
全英オープン
ウィンブルドン
🇬🇧ロンドン6月〜7月
全米オープン
USオープン
🇺🇸ニューヨーク8月〜9月
グランドスラムの情報

USオープンでの日本人選手の活躍としては、
2014年には錦織圭選手が準優勝の快挙。
2018年には大坂なおみ選手が、
今大会で引退したレジェンド、セリーナ・ウィリアムズを破って優勝。

会場は、クイーンズにある
フラッシング・メドウ・コロナ・パークの
USTAナショナル・テニス・センターです。

センターコートの「アーサー・アッシュ・スタジアム」、
2番目に大きい「ルイ・アームストロング・スタジアム」、
「グランドスタンド」など、20を超えるテニスコートがあるよ。


チケットを買おう

※テニスオタク亭主による執筆です

チケットは「チケットマスター」というサイトを利用して購入しました。

Googleでusopenのチケットを検索すると何個目かにチケットマスターのHPがあります。

クリックするとチケットマスターのUS Open特設ページが表示されるので少し下にスクロールすると購入するチケットの種類を選ぶことができます。
購入したい種類のFind Ticketsをクリックすると指定席の選択が表示されます。

  • Arthur Ashe Stadium(アーサーアッシュスタジアム)
    • センターコートであるアーサーアッシュスタジアムの指定席チケットを購入できます。
    • このコートのデイセッションチケットを購入しておけば、他のスタジアムやコートに全て入場することができます。
    • 1日目のデイセッションでは多くの試合が行われているので、かなり多くの試合が見れてお得だと思いますよ!
    • イブニングセッションだと他のエリアには入れないのでご注意を!
  • Louis Armstrong Stadium(ルイアームストロングスタジアム)
    • No.1コートであるルイアームストロングスタジアムの指定席チケットを購入できます。センターコートの次に大きいスタジアムですね!
    • このコートのデイセッションチケットではアーサーアッシュスタジアムには入れませんが、それ以外のスタジアム・コートには入れるのでこちらもお得です!
    • アーサーアッシュスタジアム同様イブニングセッションだと他のエリアには入れないのでご注意を!
  • Grandstand Stadium(グランドスタンドスタジアム)
    • No.2コートであるグランドスタンドスタジアムの指定席チケットを購入できます。3番目に大きいスタジアムです!
    • このコートのデイセッションチケットではアーサーアッシュスタジアムとルイアームストロングスタジアムには入れません。それ以外のスタジアム・コートには入れます!
    • アーサーアッシュスタジアム同様イブニングセッションだと他のエリアには入れないのでご注意を!
  • Grounds Pass
    • こちらのチケットはスタジアム以外で行われている試合を見ることができます。比較的お安め。
    • スタジアム以外でもトッププロの様々な試合をしているので、たくさんの試合を見ながら会場の雰囲気も楽しめると思います!

オススメは1日目から3日目くらいまでのデイセッションのアーサーアッシュスタジアムチケットです!
朝から会場に行っていろいろなトッププロの試合を見たり、お店や食べ物を楽しんだりできるのに、比較的安くチケットも購入できるので、お得だと思います!(わたしたちはリサーチ不足で8日目のイブニングセッションのチケットを購入したのでお得感はあまり味わえませんでした。笑)

スタジアム指定席のチケット購入画面では、いろいろな席をレートが安い順に表示してくれます。
上の方のチケットは3階席のチケットが多いです。

Secというのがセクションを表していて300番台は3階席、100番台は2階席、10〜70番台は1階席です。


わたしたちは少しスクロールしたところにある、2階席の前から2列目の席(Sec116, Row B, Seat9)を購入しました。
(そこまで高くないし、比較的近いところから選手を見ることができたのでよかったです!)

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USオープンに行こう
(行き方・持ち物)

会場であるUSTAナショナル・テニス・センターへは、
7番線の電車(紫色の路線)が便利!
7番線は、始発ハドソン・ヤーズから、タイムズスクエアや
グランドセントラルを通り終点フラッシングまでを結ぶ路線。

ちなみにNYの電車はオールタイム運行が多く、
7番線も同様。終電を気にする必要はございません。

USTAナショナル・テニス・センターの最寄りである
メッツーウィレッツ・ポイント(Mets-Willets Point)は、終点の1駅前です。

イースト川を超えてクイーンズに入ると、
電車は地下から地上へ。
マンハッタンの摩天楼が遠くなっていきます。

Mets-Willets Point に到着!

他の乗客の皆さんも一気に電車から降りていきます。

この駅は、メジャーリーグのチームである
ニューヨーク・メッツの本拠地、シティ・フィールドも近いです。
シティ・フィールドのある北側とは反対の南側に歩いていきます。

あの地球が見えてきました!!
亭主のテンションがぶち上がります。

ここで持ち物検査があります。
できるだけ小さいカバンを一つ持つようにしましょう。
バックパックなどの大きな荷物は預ける必要があります。
PCやビデオカメラは持ち込みNGですが、
スマホやデジタルを含む一眼レフカメラは持ち込みOKです。
(ビデオカメラNGの必要ある?)
また、飲食物は持ち込みOKですが、
飲み物はペットボトルのみなので注意。

いよいよ入場します!


パーク内の雰囲気
(カレノブスタVSハチャノフ)

正面にあるのが、
世界一の大きさを誇るテニススタジアム「アーサー・アッシュ・スタジアム」。
右にあるのが「ルイ・アームストロング・スタジアム」。

今大会のトーナメント表がありました。
今夜のお目当ては黄色で○をつけたキリオスVS メドベージェフ。

亭主によると、
キリオスはやんちゃで波があるけどセンスのあるテニスが面白いから応援したい
メドベージェフはフォームがタコみたいで変わってるから見てみたい
ということでキリオス推しです。
前日までわからない対戦カードの中ではかなり当たり日とのこと。

わたしも日頃から選手の話を聞きながらWOWOWを観ていたので
とても期待が高まります!
(本当はチチパスも拝みたかったが初戦で負けた)

スタッフの人が撮ってくれる撮影スポットがあったので
20分ぐらい並んで記念撮影。

看板の後ろにいる人が気になります。

会場の外にも歓声や拍手が聞こえてきて
ぶち上がった心でTシャツを買いました。

一番入り口から近かったお店に結構並びましたが、
奥に入っていくと他にもお店はあるので、
焦って最初のお店で買わなくても大丈夫!

ビットアートっていうのかな?たまたま撮影したんだけど、
この二人、この後USオープンシングルスの王者となる
アルカラスとシフィオンテク!!!!!
予言!?あとで見返してびっくり。。
おめでとうございます!!

USTAナショナル・テニス・センターは
まるで一つの街のようにいろいろなお店があって
どこも賑やかで楽しい♪

青い看板のバー GREY GOOSE の
HONEY DEUCE がとっても美味しいよ!
テニスボールに見立てたメロンも可愛い♡
ただし22ドル♪税チップ込みで1杯4000円♪
でもアクリルのカップ持ち帰り可能♪♪

ハドソン・ヤーズのedgeで飲んだ HONEY DEUSE。
(edgeの記事はこちら!)

アーサー・アッシュ・スタジアムであるお目当ての試合の前に
ルイ・アームストロング・スタジアムをチラ見。

席がなくても、スタジアムの中を歩いたり
立見をすることは可能。

カレノブスタとハチャノフの戦いです。
こちらのスタジアムも十分大きく、スゴイ臨場感!

望遠レンズでハチャノフの表情まで見て取れます。

スタジアムの外でも、様々な会場のライブビューイングがあり
みんなで盛り上がっています。
(写真は夜に撮ったので時系列前後します)

ジュニアの坂本選手が頑張っているようです。

試合の時間が近づいたので、いよいよ
アーサー・アッシュ・スタジアムへ。

歴代の王者たち。
右下、1999年の女子ダブルス王者として
杉山愛さんも載っています!!
TVでは知らなかったこういう展示を見つけられるのも
現地での観戦の醍醐味。

今回のUSオープンのデザイン(エンパイアと自由の女神)が
描かれた階段。2階席に向かいます。

思っていたより近い◎
TVの中継では望めない視点です。

いつもの定点カメラは上記の写真中央の屋根っぽいものがついたエリア、
その下にもう1台あるみたい。
プラス、空中にカメラが吊られていて
ワイヤーで縦横無尽に動き回っています。

でも、どんなに素晴らしいカメラワークよりも
臨場感を感じることができるのが現地での観戦!


キリオスVSメドベージェフ

※ここからテニスオタク亭主の執筆です

待ちに待った試合が始まりました。
まず、会場の雰囲気がテニスの試合とは思えない迫力。
2人のために2万人以上が集まって大歓声をあげるので、会場が揺れるような時もあって自然とテンションぶち上がります。

日本のテニストーナメントではあまり考えられませんが、
各選手のファンがめちゃくちゃ言い合ったりしていて熱量も半端ないです。笑
近くにいたおばちゃんはメドベージェフのファンだったんですが、
後ろの方の席のキリオスファンにブチギレて悪態ついていてとても怖かったです。笑

それと個人的に気になったのは、ラインアンパイアが全員いなくなってセンサーで
アウトを見極めてコールするようになっていたこと。
ある意味ラインアンパイアも試合を作る1つの要素だったなーと思うので、
ちょっと寂しい気持ちもありつつ、正確にジャッジされる良さも感じつつ
時代の流れを感じました。

さて、肝心の試合ですが、
やっぱりメドベージェフはタコみたいな打ち方していますね。
くねくねしてるしスイングがとても大きいので、なんでこんなしっかり打てているのか私には謎です。

タコさんことメドベージェフ

そして、キリオスことキッちゃん。この日は本気(まじ)でした。
集中していない時は簡単にミスするわ、自分にキレるわ、自分のコーチにキレるわ、
審判にキレるわ、観客にキレるわ…
でも、この日のキッちゃんは違いました。なかなかキレません。
自分のしょうもないミスにもじっと耐えて冷静にテニスをしていたので
この日はイケる!と私は確信。

と思ったら、1セット目の終盤からはキレ散らかし始めたので心配に。
第1セットはキッちゃんがキレながらもタイブレークを13−11で取り大歓声。

キリオスことキッちゃんのビッグサーブ

第2セットはタコさんことメドベージェフが世界No.1らしいしぶとさを発揮。
くねくねして長い手と想像以上のすばしっこさを駆使して、あらゆるボールを拾い
2セット目をメドベージェフが6−3で取ります。

いつもならここでキッちゃんはおキレになるんですが、今日は一味違いました。
さらに集中力を高めて、タコさんのしぶとさを上回る攻撃と冷静さで3セット目と4セット目を取り
この試合に勝ってくれました!
オンコートインタビューも笑顔でいいですね。

こうして小さい頃から夢に見ていた初のグランドスラム観戦が終わりました。
日本では絶対に味わえない大歓声とグランドスラムという最高峰の舞台でしか見れない
トッププロが最も集中して行う試合は一味も二味も違いました。
また行きて〜〜!

会場総立ちで拍手!

※以上、テニスオタク亭主でした


スタジアム内の飲食&夜の雰囲気
(ジャバーVSクデルメトバ)

チェンジコートの2分間は、席を立つことができます。
トイレに行きたくなったりお腹が空いたりしたら
このタイミングで動きます。

グランドスラムグリル。
こういうジャンキーなお店がたくさん!

セルフで欲しいものを取り会計するので
あまり喋る必要がなくラクちん。
一度手に取ったものを返そうとすると叱られます。

次のチェンジコートのタイミングを待って席に戻ります。
すり抜けて行こうとする人がいないか
係のおじさんが常に目を光らせています。


キリオスVSメドベージェフの後は、
ジャバーVSクデルメトバの試合も観ました。

ジャバーはチュニジアの選手で、
今回のUSオープンでこの後準優勝します。
2022年のウィンブルドンで、アフリカ出身女子選手初の
グランドスラム決勝戦に進んだスゴイ選手。

クデルメトバはロシアの選手。
亭主によると、フォームがとても綺麗。

見届けたかったのですが体の疲れが限界に達したので、
0時ごろに失礼しました。

そういえばいつの間にか雨が降っていて、
スタジアムの屋根が閉まっていました。

深夜ということもあり、
スタジアムの外はずいぶん静かに。
不思議なオブジェたちがひっそりと佇んでいます。

最後に、ひと気のない地球の前で記念撮影。
伝わらないけど間近で見ると驚きのデカさ!
日本てっぺんにあって見えんけど!


帰り道

夜のパーク内を散策しながら駅に戻ります。

スタジアムをバックに、膨大な数の電車がズラーーり

深夜でも明るく賑やかなので、
安心してマンハッタンに帰れます。

ただし、マンハッタン内で乗り換えて
ホテルに戻るまでの道のりは少し怖い。
暗い道を避け、人が多いところを通った方が良いです。

ホテルに戻るまでがUSオープン!
余韻に浸りながら、安全に帰路につきましょう♪

帰国後にUSオープンの続きを観ると、
今までと違う感動があり不思議な気分になります。
キッちゃんは残念ながら5回戦でハチャノフに負けてしまったのですが、
これからも応援したいですね。メドベージェフも!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました♡

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