今回のNY旅行はJALで往復しました。
我らはケチなので、エコノミーの気満々だったのですが
何故か行きの便が「プレミアムエコノミーの方が安い」
ということだったので、そちらを予約。
プレミアムエコノミーと普通のエコノミー、
日本発便とアメリカ発便を比べてみました!
ニューヨークには行かないけれど、
プレミアムエコノミーって何が違うんだろう?
という方にもぜひ読んでいたきたい記事です♪
基本情報 出発は午前がオススメ
まずニューヨークへの直行便ですが、
東京(羽田・成田)発しかありません。
過去には関西国際空港発もあったそうですが、
現在は乗り継ぎ便のみとなります。
東京からニューヨークまでは13時間弱。
ニューヨークから東京までは偏西風の影響でプラス1時間となります。
乗る便は、個人的に午前中がオススメ
です。
4年ほど前、広島に住んでいるときにNYに行ったのですが
広島→羽田への移動の関係で夜の便を利用しました。
すると、ニューヨークに着いても夜なので
(時差は日本のマイナス13時間)着いた瞬間
ホテルで眠り、1日目が終わってしまうのです。
もちろんニューヨークに限りませんが、
1日目をもったいないことにしないためには
東京に前乗りし、朝の便で向かう方が効率的です。
ただし!
飛行機内で十分に休息が取れなかった場合、
現地に着いてもまだお昼前後(日本は真夜中)なので
予定を詰め込みすぎると果てしない体力勝負になります。
ちなみに我らはそうなりました。
羽田空港
キャリーケースは施錠しないで
我らは、羽田11:10発のJALを利用しました!
9時前に空港に着き、グローバルWiFiを借り、JALのカウンターへ。
賑わってもいないのに、列が全く動かず30分以上並んでいました。
キャリーケースについての注意。
アメリカへ行く際はキャリーケースに鍵をかけないでおくか、
鍵をかけたいなら「TSAロック」という
認可された規格の鍵が搭載されたキャリーケースを選びましょう。
また、貴重品は入れないようにしましょう。
どういうことかというと、アメリカの国際線・国内線とも、
勝手にキャリーケースを開けられて検査がなされるそうで
鍵がかかっている場合は破壊されてしますのです。
ただし、TSAロック搭載のキャリーケースであれば
特殊なツールを使用して開錠・検査ができるとのことです。
もし破壊されてしまっても弁償してもらえるとか。
・・ということを鞄屋のお姉さんが教えてくださったので、
少しお値段は張るけれど丈夫でTSAロック搭載のキャリーケースを購入しました。
帰って改めてよく見ると、
雑に扱われた感じが伝わってきますね。。
ワクチン接種証明について
荷物を預ける際に、
新型コロナウイルスのワクチンを2回以上接種していることの
証明書(アプリ)と、宣誓書(紙)を提示します。
亭主は、1回目と2回目の間に引っ越しで自治体を跨いだのですが(つっても都内)
それが影響し?アプリに1回ごとの詳細情報が上手く反映されていませんでした。
「ちょっとこれは、、」と言われ不穏な空気。
ですがしっかりと「3 doses」と表示されています。
なんとか搭乗が許されました。焦った。。。
保安検査場を通り出国審査を受けて
いざDMZ、非武装地帯へ!
プレエコはさくらラウンジ利用可能
2年半ぶりの国際線ですが、
まだコロナ禍、さらに10時前ということで
免税店はたちはシャッター街。賑わいもありません。
プレミアムエコノミーはJALのラウンジ
「さくらラウンジ」が利用できるとのことで行ってみました。
立派な桜の絵が出迎えてくれます。
ビールやワイン、コーヒーなどのドリンク、
カレーなどの軽食も、全て無料です!
飛行機や駐機場のお仕事を眺めながらまったり朝ビール。
優雅に過ごすわたしを尻目に、亭主はというと
搭乗時刻ギリギリまで会議してましたww
さくらラウンジにはこのような個室のブースがあるので
忙しいサラリーマンにもオススメです!
さくらラウンジ利用できるの知ってたら
もう1時間早く到着していたなー。勿体ない。
プレエコで快適な空の旅
プレエコは、座席がエコノミーよりふんわりしています。
ビジネスクラスのような壁っぽい仕切りはありませんが、
前の席との空間も広く感じ、全体的にゆったりとした印象です。
後ろの人にあまり影響なくリクライニングが倒せるし、
膝下が伸ばせるレッグレストと、フットレストもついています。
レッグレスト有無の差はかなり大きかったー!
前の座席の下に、しっかりとした荷物と靴置きあります。
エコノミーになくてプレエコで準備されているものは
スリッパやアイマスク、歯ブラシ、メニュー表など。
そしてヘッドフォンにはノイズキャンセリング機能付き!
ブランケットもエコノミーより厚手でした。
我らは首がぐわんぐわんして眠れないのが心配だったので
今回こちらのネックピロー(というかコルセット?)をGET。
ニッタバード快眠サポートピロー。
これめちゃくちゃ良かったです◎◎
13時間のフライトが始まります。
お楽しみはもちろんお食事!
若手料理コンテストでファイナリストになった人が
考えたお食事が出てくるとのこと。
機内で見れる番組の中に、その機内食の特集があったので
張り切って予習しておきました。
ハンバーグとチキンオーバーライスというメニューの2択で、
わたしは番組内でも惹かれたハンバーグにしました!
美味しい!!
今まで食べた機内食の中でダントツのクオリティ◎
サイドメニューも全て機内食とは思えない味わいでした。
さすが日本からの出発便。さすがJAL!
お食事はエコノミーとプレエコで同じなのですが、
シャンパンはプレエコからとなるので、
欲深い我らは一人一本ずついただきました。
また、夜食みたいな感じで「うどんですかい」という
ミニカップうどんもいただけます。こちらもプレエコのみ。
そうとは知らず、
気に入ったので帰りの便(エコ)でもCAさんにお願いしたら
「エコノミークラスではお配りしていません」と
言われてしまいました。。恥ずかしーーーー
そして眠いようで眠くない薄暗時間。
NYの予習として「スパイダーマンうんちゃらホーム」と
3度目の「マイ・インターン」を鑑賞。
スパイダーマンは予備知識なくいきなり見ちゃダメなやつだった。
全っっ然わからんち。ヘッドホンの音が良いのだけはわかった。
マイ・インターンはやっぱりほっこりするね。良い作品だ。
この映画に出てくるオフィスはブルックリンのダンボにあって、
全体的に穏やかなブルックリン区が舞台となっています。
・・・結局あまり眠れず。
日付変更線と短い夜を超えて再び朝へ。
到着2時間前に登場する朝ごはんはタニタ食堂監修。
左手前の紙パックに、右の2皿を混ぜていただくスタイルです。
お腹に優しそうでこちらもとても美味しい◎毎日食べたい!
JFK空港に到着、入国審査
そして朝11時前、ジョン・F・ケネディ空港に無事着陸!
日本を立ったのも11時、NYに着いた日も同じ日の11時。
不思議。体は、だるい。テンションは、ちょっと高い。
突き抜けるほどの青空☀︎
もうここからは英語の世界・・・
亭主は初めての海外にワクワクで震えています。
入国審査に進む列。
上の看板には、「ようこそ!」が
さまざまな国の言語で彩られています。
で、ここからが大変。写真手前はアメリカ人用で、
見切れている右奥の方はアメリカ以外の人用(みたいな感じ)。
この列が長〜〜〜〜〜い長い。
飛行機を降りてくる人がどんどん溜まっていく。
そして空港職員の、お客さんへの対応の厳しい口調。
ここでまず誰もがカルチャーショックを感じることでしょうね。
1時間近く待ってやっと我らの番がやってきますが
審査員の質問に答えられずなかなか通してもらえませんww
「NYのどこ行くの?」と聞かれるから
「マンハッタン」とか「ミッドタウン」とか答えてたんだけど
「やれやれ・・・だーかーらーーーあんたがさぁオレに『東京のどこ行くの?』って聞いてオレが『東京』って言ったら変だろ??」
と何度も詰められやっと理解した亭主が
「ブロードウェイ」と言ったらOKでしたww
そうしているうちにも列は伸びるしドキドキよ。
でもその後の税関は全然問題なし!
前回、税関で屈強な黒人に抜き打ちでキャリーケース開けられて
検査されたんよね。。パンツとか色々見られて笑われたし。
ゲートを出ると、JTBの日本人運転手さんが
我らの名前の看板を持って迎えてくれました。
合流できて安心!長時間待ってくださって感謝。。
そんなこんなで車に乗りマンハッタンまで!
ここぞとばかりに運転手さんからNYの情報を聞き出します。
NYは民主党が強いからどんどん新しい考えに基づいて
道路とか変えていくけど、ドライバーのこと全然考えてないねん。
とか聞けて面白かったな。
クイーンズボロ橋を渡ると、いよいよ摩天楼が近づいてきます。
かなり道が混んでいて1時間強かかりましたが、
無事、ホテルまで送り届けていただきました。
泊まった「ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン」については
また別の記事でご紹介します!
帰国日のJFK空港
2022年9月7日火曜日。帰国日です。
なんとも幸運なことに、ちょうどこの日から
日本入国時のコロナ陰性証明が不要となりました。
よくわからない検査のためのオプションツアーを5万円で予約し、
半日を検査とその移動のために取られ、
万が一陽性の場合は日本に入国ができません。
そのリスクにずっと不安な気持ちで過ごさないといけない。
・・それをやらなくて良くなったのです。歓喜!!
(もちろん帰宅後すぐに検査したよ)
この日はあいにくの雨。
でもそれまで4日間、見事に良いお天気で保ってくれたから良いでしょう!
飛行機の出発時刻は13時。
運転手さんがホテルにお迎えに来てくれるのは朝9時45分。
最後の最後まで楽しみたいので、
早起きしてチェックアウトし、ヒルトンの近くにあるカフェ
(「プラダを着た悪魔」に出てくるオフィスビルにあるよ)
に行きました。そちらについてはまた別の記事でご紹介します♪
余裕を持ってホテルに戻り、
超腰の低い運転手さんと合流。
さらばマンハッタン。。
この日はレイバーデイという祝日明けで、
日本でいうと4月1日のような日?なので
反対車線のマンハッタンへ向かう車はすごい混み具合。
下り側はスイスイで、50分足らずでJFK空港へ。
到着前、流れについて運転手さんより選択肢を提示されます。
①JALが乗り入れている第1ターミナルから駐車場が遠いので、
出国ゲート側で降ろしてもらってさようなら。
チェックインは自分たちで行う。
②駐車場に車を停め、一緒に第1ターミナルまで移動して
チェックインまで見届けてもらってさようなら。
※第1ターミナルのPが工事中のため、遠いPに駐車し
第1ターミナルまで環状モノレール(無料)で移動します。
行きもそうでした。
我らは不安なので②を選び、チェックインまでお付き合いいただきました。
ただ、JALのカウンターなので日本語が通じます。
あっけないほどすぐにチェックインが完了しました!
運転手さん、ありがとうございました。
行きはプレミアムエコノミーで贅沢しましたが、帰りはエコノミー。
カウンターにてプレエコへの課金を勧められましたが、
一人350ドル!
二人だと日本円にして10万円近くかかるので止めておきましょう。
時間に余裕があったのでフードコートに行ってみましたが、
あまり魅力を感じず、、保安検査を通ることに。
アナログちっくな案内板、味があって良いね。
出国審査も無事クリア。
この第1ターミナルは正直、お土産屋さんや免税店など
あまりテンションの上がる感じではありません。
それに、バラマキ系のお菓子は当然空港価格なので
街のスーパーとかで買っておいた方が賢いです。
あと出国したからってジャーキーは買っちゃダメ!
帰国後に税関で没収されます。
アメリカからの出国は関係ありません。
お腹が空いたので、プリングルスを購入。
ちいサイズで驚きの500ドル。
こちらが700円のプリングルスです。
これから14時間弱のフライトが始まります。
いよいよ搭乗。
残念ながら景色は楽しめそうにありません。
ピントが完全に窓
エコノミーで14時間のフライト
離陸後のお食事。
テーブルの心許なさでエコノミーを実感します。
収納スペースや前後のゆとりなども、
プレエコを知ってしまったわたしたちには狭く感じてしまいます。
それと、お食事に関しては、日本発便のクオリティが
どれだけ高かったか思い知らされるーーー。
ここはエコノミーもプレエコも関係ないからね〜〜
鮭の塩焼きとハッシュドビーフで選べましたが、、
うーん蕎麦とお味噌汁はおいしかった!
この後デザートにハーゲンダッツをいただいたけど、
一回溶けたよね?ってぐらい偏ってカチカチww
行きのときのハーゲンダッツは柔らかくて美味しかったのにぃ。
文句ばっかり言う。
で、西へ向かう便で面白いのが、14時間ずーっとお昼。
「飛行位置の時刻」もずっと同じ時間!
たまに標準時を跨いで、1時間進んだり戻ったり。
どうやら地球の自転と同じぐらいの速さで移動しているようだ。
このディスプレイ壊れてて映画見れなかったから、
ずっとこれを眺めていた。。
旅の疲れで珍しく数時間は眠れた二人。
到着前の朝食(?)はサーモン&クリームチーズベーグル。
edgeで食べかけのベーグル没収されて心残りだったから
一瞬テンション上がったけども、、やっぱり違うぅぅ
(edgeの体験記はこちらの記事へ!)
行きの飛行機のお食事が美味しすぎたから
アーーーンとなっちゃいました。
やっぱ日本すごいわ。
でも!飛行中ほとんど揺れもなく、羽田に着陸し安心◎
ただ飛行機を降りてから入国審査後に
コロナのSOSアプリの登録が少し漏れていて、、
国際線ターミナル一周するんじゃないかってぐらい
ぐるぐる歩き回されました。。。
まさかの空港ツアーだったわ。
グローバルWiFiを忘れずに返却し、京急線へ。
(以前返却忘れて次の日も羽田行ったことある…)
とっても疲れたので、蒲田でお寿司を食べて帰宅!
このタコの肝みたいなの最高だった。
後半たくさん文句垂れましたが、
NYの楽しい思い出に浸りながら
トラブルなく健康に帰ってこられたことが何より◎
日本の素晴らしさ、綺麗さも改めて沁みました。
最後まで読んでくださってありがとうございました♡
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